伝統を引き継ぐ左官職人集団

Neritsuchi kamado Ⅰねり土かまど Ⅰ

  • 基本となるシンプルな形状
  • 場所をとらないコンパクトサイズ
  • 土の存在をより感じられる本体
width 260mm
height 350mm
depth 260mm
weight 9kg
material
本体:ねり土
color
墨 色土色土 弁柄(朱)弁柄(朱)

※ねり土かまどⅠは大津磨きで仕上げることもできます。

●手作りのため、一つ一つサイズが異なります。 ●重さはおおよその数値となります。 ●使用中のかまどの底面は大変熱くなります。直接机や床などに置かれますと火災の原因となる恐れがありますので、調理の際には必ず同梱の断熱レンガもしくは市販の断熱材を地面、コンクリート他の上に敷き、防火対策を万全としてご利用いただけますようお願い致します。 ●「大津磨き仕上げのかまど」は使用後、固く絞った柔らかな布で拭きとり、乾燥させてから箱に入れて保管してください。 ●修理、塗り替えをご希望の方は有償にてお塗り替えいたします。(合わせて送料のご負担もお願いいたしております。) ●仕様に関して予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。 ●詳しくはお問い合わせください。

火を使って飯を炊くということ

ねり土かまどは燃料として薪、炭、固形燃料を使用することができます。固形燃料であれば安全で室内でも使用できるなど、それぞれの楽しみ方があります。おススメは薪です。次から次へと薪を火にくべて炎を自分でコントロールする醍醐味、ご飯を自分の器量で炊き上げる醍醐味が味わえます。

固形燃料
/●室内、室外ともに使うことができます。断熱レンガ(半丁)を入れ、床の高さを約60cm上げご使用ください。
/●室外で使うことができます。 ●室内で使う場合、換気のよい部屋でのみ使用できます。
/●室外で使うことができます。 ※換気が悪い場合、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

かまどでご飯を炊く醍醐味はなんといっても「自分で火を焚いて番をする」ということでしょう。早めに火を弱めれば少し芯の残った歯ごたえのあるお米になり、また少し長く炊けばおこげができるというのも、かまどならではのお米の味わい方です。
今の暮らしでは中々味わうことができなくなりましたが、自分で火の調節をしてかまどで炊いたご飯の味は格別です。ぜひご賞味ください。

  • 1

    燃料を用意します。上記の三つの中から状況に応じてお選びください。

  • 2

    燃料をくべます。

  • 3

    火をつけます。

  • 4

    中火で20〜25分程度炊きます。

  • 5

    吹いてきたら、少し火を弱くします。余分な火は火消しツボへ入れます。そこから5分程度で火を止めます。おこげが必要な場合は8分程度です。

  • 6

    10分程度蒸らしてできあがりです。

※使用中の「かまど」の底面は大変熱くなります。直接机・床等に置かれますと火災の原因となる恐れがございますので、
調理の際は必ず同梱の断熱レンガもしくは市販の断熱材を地面、コンクリート他の上に敷き、防火対策を万全として
ご利用いただけますようお願い致します。

「ねり土かまど」に関する注意事項

1.火 傷
使用中及び火を消して1時間以内は絶対にかまど本体に直接触れないでください。鍋は軍手・鍋つかみなどを必ず使用し、鍋本体に直接触れないようご注意ください。調理後蓋を取り外す段階で、蒸気による火傷の恐れがありますのでご注意ください。
2.火 災
使用中のかまどの底面は大変熱くなります。直接机・床等に置かないで下さい。火災の原因になる恐れがございますので、薪を燃やす時間は30分以内とし、調理の際は必ず同梱の断熱レンガもしくは市販の断熱材を地面、コンクリート他の上に敷き、防火対策を万全としてご利用いただけますようお願い致します。また炭や薪等を使用するため、調理後残った火種は火消し壷等の火移りのない安全な場所に移して消火作業を行い、必ず火が消えたことを確認してください。
3.一酸化炭素中毒
土間など室内での使用の場合は、必ず換気扇を使用し、窓を開けるなどして、換気のされた風通しの良い環境でご使用ください。
4.落下による損傷
かまど及び鍋は大変重くまた繊細な構造です。落下による損傷を避けるため、取扱いにご注意ください。
5.表面の焦げ、劣化
かまどの焚き口及び臭突口付近は特性上、火による表面の劣化及び焦げが生じます。「大津磨き仕上げのかまど」の場合、軽く絞った布で拭きとると、付着した煤と吹きこぼれなどは取り除けますが、シミや焦げは取り除けません。強く擦ると表面の大津磨きが剥がれる恐れがあります。
6.空焚き
空焚き厳禁です。鋳鉄鍋の場合、誤って空焚きをいたしますと鍋部分の塗装が剥がれる恐れがございます。また空焚きによって高温になった場合、慌てて水をかけますと急激な温度変化で釜にひび・割れが生じる場合がございますのでご注意ください。※断熱レンガ上でも焦げる場合がございますので、十分にご注意ください。
お取り扱いについて
私どもでは表面の焦げ・吹きこぼれ・染みは、かまどの調理器具としての機能美とわびさびによる、表面劣化を美としております。しかしながら長くお使いいただけますよう、以下の点にご配慮頂けますと幸いです。
■かまどのお手入れ方法
  • 「大津磨き仕上げのかまど」は、固く絞った柔らかな布で拭きとり、乾燥させてから箱に入れ、保管してください。
  • ご使用後、修理・塗り替えをご希望の方は有償にてお塗り替えいたします。(合わせて送料のご負担もお願いいたしております。)
■鍋のお手入れ方法〔鋳鉄鍋・鉄鍋・アルミ鍋〕
初めてご使用される前に、鍋でお湯を沸かし、茶殻を入れて20分ほど中火で煮込んでください。その後洗浄し、乾いた布で水分を拭きとった後にご使用ください。(茶殻を煮ることにより、茶渋がタンニン鉄として被膜し、鍋が錆びにくくなります。)
■メンテナンス・保管方法及び注意事項
〔鋳鉄鍋〕
  • お釜は耐熱の食用黒塗装が施してあります。
  • お釜を洗う際たわし、クレンザー等で強く擦りすぎますと、タンニン鉄及び塗膜が剥がれてしまいますのでご注意ください。
  • 水気を取り、米油等の油を塗って保管してください。
  • 錆が生じた際はクレンザー等で取り除き、米油等の油を塗って乾かしてください。(外側の銀色の部分は、風合いを楽しんでいただきたいため、防さび加工がなされていませんので特に錆びやすくなっています。)
     また、頻繁に錆が生じるようになった場合は再度、茶殻を入れて煮立たせて、タンニン鉄を被服させる作業を行ってください。
〔木蓋〕
  • 木蓋は陰干し、乾燥の後、室内で保管してください。

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