伝統を引き継ぐ左官職人集団

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左官・プロダクトに関する情報からイベントレポートなど
蒼築舎のさまざまな情報をお届けします。

  • 2025年04月21日

    2025年 日本建築学会教育賞(教育貢献) 受賞



    この度、建築教育の発展に貢献した教育プログラム・教材等の業績を称える
    「日本建築学会教育賞(教育貢献) 」を受賞いたしました!
    日本ならではの自然を生かした技術や文化が評価されたこと、とてもうれしいです。


    本教育活動は、左官ものづくりを教育・活動プログラムとして開発し、
    実践してきた教育プログラムです。
    東海地方は、瀬戸、常滑等の陶磁器、高浜の瓦など、良質な土に恵まれ古くからの産業が栄えた地域です。
    土を利用した民家、城郭などの壁を仕上げるすばらしい自然素材を活かした技術が左官であり文化といえます。

    一方でその伝統技術を受け 継ぐ左官職能技術者、素材や道具を生産する事業者は急速に減少している状況であり、
    東海地方に所在する産学応募者は、師弟間による左官技術の継承を『左官ものづくり』 を
    2012 年より左官のみならず、木工含めた職能技術者とともに実技を伴う教育・活動プロ グラムとして
    開発し実践してきた実績を積み上げてきています。

    具体的には、実空間づくり としてのシンボルプロジェクトにおける制作に 70 人以上が参加しています。
    また、建築学科 における専門教育プログラムの実施、制作された空間を多くの学生・教職員が
    日常利用・ 教材として利用しています。
    さらに学外協働プロジェクトを展開し、市民・小学生 100 人以 上によるものづくり体験を共有し、
    より身近に体感を促しています。
    実際の市中町家・寺社 再生に貢献するとともに地方自治体、地元建築団体、
    工業高校とも連携活動を実施し、もの づくり技術・文化の裾野を広げる活動を率先垂範していると言えます。
    内における建築技術者の高齢化・減少化、日本の大切な技術力低下は大きな危惧であり対策を要する課題です。

    日本文化存続のため、ものづくり建築技術の継承・育成は急務です。
    本活動は、東海地方という歴史的にもその素材、伝統技術の色濃い魅力的な地域であり、
    高い技能を有する左官・木工職能技術者(マイスター)が存在し、豊富な地産 地消できる
    原材料に恵まれた本活動にふさわしい場所性に着目している点、
    大学が基点となり、学生・職能技術者・市民・小学生をより身近に結びつけることにより
    技術文化継承に寄与している点も評価を高めています。
    今後の期待として、東海地方における地方創成の一助、この技術・文化継承の拡大により未来への
    担い手をひとりでも多く育成されることを望んでいます。
    そして今回の受賞を機に、全国の地方においても、埋もれつつあるものづくり文化に着目した
    地方創成教育に広がっていくきっかけとならんことを大望しています。

    動画:【2025年日本建築学会教育賞(教育貢献)】左官ものづくり教育プログラムの開発と実践

    業績紹介

    日刊建設工業新聞:2025年4月21日

  • 2024年04月02日

    茅野市立永明小学校・中学校新校舎完成@長野日報4月1日朝刊



    (長野日報 朝刊/2024年4月1日発行)


    蒼築舎も携わった、永明小学校・永明中学校施設一体型校舎が完成しました。
    4月4日には新校舎での入学式が行われます。
    土とともに素敵な学校生活をおくっていただけたら嬉しいです!
    ご入学おめでとうございます!

  • 2024年03月13日

    三重県立四日市工業高等学校ものづくり創造専攻科企業展



    三重県立四日市工業高等学校ものづくり創造専攻科企業展に
    蒼築舎も参加いたしました!
    昨年度の企業展に引き続き、本年度も参加させていただきました。

    ものづくり創造専攻科・四日市工業高等学校の生徒の方々へ向けて
    弊社の左官仕事についてお話させていただきました。


    四日市工業高等学校は専務取締役 松木一真の母校でもあります。

    母校の生徒さんへ土壁や左官について話が
    できるこの機会に参加でき、とてもうれしい気持ちです。
    生徒さんたちの就職という人生の1ページに蒼築舎も入れて頂けたらと思います!

  • 2023年08月07日

    東海テレビ「タイチサン!」に出演します!!(8月13日放映)



    2023年8月13日(日)に東海テレビ「タイチサン!」の
    こくぶんフレンズというコーナーに出演します!

    “東海地方の頑張っている人”に会うために、MC国分太一がその人が暮らす街に繰り出し、
    寄り道を楽しみながらその素顔に迫る素敵な番組です。

    蒼築舎代表の松木憲司が左官・土壁について熱い思いをお話させていただきました。
    2023年8月13日(日)12時~生放送です。
    ぜひ、ご覧ください^^

    タイチサン!


    「タイチサン!」を 見逃してしまった!っという方は Locipo でご覧いただけます。
    Locipoは、名古屋のテレビ局(東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、テレビ愛知)が
    共同で行う動画・情報配信サービスです。
     

  • 2023年03月21日

    ジブリパーク“本物”への挑戦-滝沢カレンがのぞいた舞台裏1000日-



    数々の名作アニメーションで世界中を魅了してきたスタジオジブリ。
    その世界観を体験できる「ジブリパーク」が、2022年11月1日に愛知県長久手市にオープンしました。

    総指揮を執るのは、スタジオジブリの宮﨑吾朗氏です。
    彼が掲げたコンセプトは、ジブリ映画の世界を【ホンモノ】として再現する事。
    吾朗氏がこだわるジブリ流の【ホンモノ】とは一体何なのか・・・
    【ジブリパーク“本物”への挑戦-滝沢カレンがのぞいた舞台裏1000日-】は
    ジブリパークの【ホンモノ】に対する想いや挑戦に密着する番組です。

    ジブリパークの「どんどこ堂」に携わった弊社の松木親方、
    タレントでモデルの滝沢カレンさんと一緒にジブリパーク制作の裏舞台についてお話させていただきました。
    実際に【ホンモノ】に触れた職人だからこそ話せる製作現場についてなど
    始終、和気あいあいとした雰囲気でした。

    滝沢カレンさんの発見を通して、ジブリ流・蒼築舎流の【ホンモノ】をぜひご覧ください。

    【放送日時】
    ・2023年3月31(金)午前9:00~10:29
    <NHK BS4K>※4Kのみ

    【2回目放送日時】
    ・2023年4月29日(土)18:00~19:29
    <NHK BSプレミアム/NHK BS4K>

  • 2023年02月16日

    令和4年度三重県広報コンクール 特選受賞

    昨年の10月 三重テレビにて放送された、四日市PR番組「よか*イチ!」の
    「~土を操り土を生かす~左官職人の挑戦」が
    令和4年度 三重県広報コンクールで特選を受賞をしました!



    ■三重県広報コンクールとは
    三重県内市町の広報技術、情報発信力の向上を図ることを目的として、毎年開催しています。
    また、公益財団法人日本広報協会主催の全国広報コンクールの県予選を兼ねています。

    特選受賞作品については、令和5年度全国広報コンクール応募作品として、
    公益財団法人日本広報協会に送付されます。

    この映像作品に携わることができ、嬉しく思っております。

    ・よか*イチ!「~土を操り土を生かす~左官職人の挑戦」は、
    四日市市公式YouTubeで3月31日まで公開されていますので、ぜひご覧ください!( https://youtu.be/Cyt4hYR_CJU )

  • 2021年02月17日

    統合3小学校の土で土壁@各新聞、TV取材



    敦賀市 角鹿小中学校で行われた、
    「統合3小学校の土で土壁の仕上げ体験」が各新聞、TVに取り上げられました。





    ・中日新聞:ふくい地域ニュース
    上記からアクセスいただくと記事をご覧いただけます。


    ・ブロードバンドつるがチャンネル
    2月11日に放送された動画が上記よりご覧いただけます。
     

  • 2021年02月12日

    統合される3校の土を壁に@敦賀市 角鹿小中学校

    2月8日から蒼築舎の親方と職人さんたちは福井県敦賀市へ

    もともとは児童が参加するワークショップを計画していましたが、
    コロナウィルス感染拡大の影響により中止となりました。
    今回のワークショップは市の関係者、設計事務所の方々にご参加いただきました。

    角鹿小中学校は中学校校舎の老朽化への対応や、
    児童生徒のより良い学習環境の向上を目的に、
    角鹿中学校区内の学校(敦賀北小、赤崎小、咸新小、角鹿中)を
    統合した小中一貫校です。
    現在、今年4月の開校に向け建築が進んでいます。



    2月11日(木)、統合される敦賀北小、赤崎小、咸新小の3小学校の校庭と
    「気比の松原」で集めた砂を使った土壁作りが行われました。

    親方と職人の指導の下、市の関係者・設計事務所の方々と土を塗り付ける作業を体験しました。
    3校の歴史を新校舎に残そうと市の教育委員会の方たちが企画しました。
    今回、「気比の松原」をイメージしたデザインとなる3階男女トイレに土壁を作りました。
    作業は、12月に3校の児童と松木親方が集めた色違いの土を使用しました。

     

    松木親方の指導の下、参加者の方たちは海岸の波模様になるよう丁寧に塗っていました。



    土は上から気比の松原、 咸新小、 敦賀北小、赤崎小の順番で使用しました。
    3校それぞれ違う色合いや質感。とても素敵です!
    完成したこの想いあふれる土壁をたくさんの子供たちに見てもらえたらと思います。

  • 2021年02月05日

    PV動画が完成しました!

    三重グッドデザインフェア用のPV動画が完成しました!
    動画は2021年2月6日(土)午前0時に「三重テラスチャンネル」にて公開されます。


    三重テラスチャンネルは、 YouTubeを広報媒体の一つとして位置づけ、
    三重県の活動に関する情報を発信していくチャンネルです。

    動画は下記よりご覧いただけます。(2021年2月6日 午前0時よりご視聴可能)
    「三重テラスチャンネル」

    こちらの動画は三重グッドデザインフェアでも映像を流す予定です。

    三重グッドデザインフェアは2021年2月26日(金)~28日(日)に
    近鉄百貨店四日市店にて開催されます。

    ・26日~28日には三重グッドデザインを受賞した商品の展示販売が行われます。
    また、27・28日はリアルとオンラインのワークショップが行われます。
    ※イベントについては詳しく決まり次第、再度情報をアップします。

  • 2021年02月04日

    「土の中に探すSDGs」~土の世界から多様性を見つけてみる



    毎週木曜日、TOKYO FMにて放送されている「サステナ*デイズ」に松木親方が出演しました!
    パーソナリティーは小野寺 愛さんです。

    「サステナ*デイズ」は 《子どものあした。大人の今日》
    こどもたちが安心して暮らせる未来のために、 今、大人ができることはどんなことか。
    「SDGs」をまん中にした、新しい毎日を提案しています。
    サステナ*デイズは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。


    SDGs (持続可能な開発目標)とは、2015年の国連サミットで採択された2030年までに持続可能で
    よりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットがあり、地球上の
    「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。


    今回のテーマは、  「土の中に探すSDGs」~土の世界から多様性を見つけてみる



    左官職人という仕事、日本の風土と土壁、そして土が持つ力。
    「昔からに生活の中にも未来へと繋がる大切なものがある」ということについてお話させていただきました。

    こちらの放送は下記よりご視聴いただけます。
    サステナ*デイズ2021年2月4日 第44回放送音声
     

  • 2020年12月07日

    COLORS vol.2が公開されました。



    COLORS vol.2が公開されました。

    「COLORS」とは、
    NPO法人 メイド・イン・ジャパン・プロジェクト(MIJP)の
    会員同士が自分たちの様々な色を出し合う場です。
    そこから生まれる物語は日本のモノづくりを
    次の世代に伝える場となればと思い発信しています。

    今回は「後継」について蒼築舎の松木親方と息子の一真さんが、
    父と息子の関係、家業を継ぐことのそれぞれの意識など、
    後継者の想いについてお話させていただきました。

    動画は下記よりご覧いただけます。

    「COLORS vol.2」

    【出演者】
    ・蒼築舎
     松木憲司 & 松木一真
     https://tutikabe.net/

    ・myame(まいあめ)
     中村 慎吾
     https://myame.jp/

    【STAFF】
    ・監督・プロデューサー
     丹羽 拓也
     丹羽ふとん店
     https://niwafuton.com/

    ・ディレクター 撮影監督
     梅村 健太郎
     丸錬梅村商店
     https://umemura-shoten.wixsite.com/my…

    ・企画・音楽
     栗田 浩次
     松月堂栗田表具店
     https://www.shogetsudo-hyoso.jp/

    ・構成
     小林 正和
     イクスデザイン – iks design
     http://iks-d.jp/

    ・構成
     加藤 洋平
     一真工房
     https://www.kazewosomeru.com/

    ・企画・サポート
     でみず よしえ
     JIU design and flower

    ロケ地:蒼築舎

     

  • 2020年10月02日

    第14回キッズデザイン賞優秀賞・経済産業大臣賞 受賞

    この度、株式会社東畑建築事務所 / 福井大学 西本雅人研究室 / 株式会社鈴木一級建築士事務所 
    愛知産業大学 宇野勇治研究室 / 蒼築舎株式会社 /  株式会社工房ヤマセン辻佛檀 / 新川森林組合
     魚津市立星の杜小学校 /魚津市教育委員会と協力し行った
    「木造校舎を使った木育カリキュラムの実践」が
    第14回 キッズデザイン賞優秀賞・経済産業大臣賞を受賞しました!



    キッズデザイン賞とは・・・

    子どもや子どもの産み育てに配慮した
    すべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。

    すべての子どもは社会の宝であり、未来そのものです。
    キッズデザイン賞は、多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、
    「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」
    「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、
    子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰するものです。

    「意匠」などの狭義のデザインだけではなく、「制度」「取り組み」などの広義の
    デザインまで含めたものが評価の対象になります。
    また、子ども用はもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子ども子育てに配慮されたものであれば
    すべてが対象です。
    ※ キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0~15歳までを指します。




    松木親方が行ったカリキュラム・記事は以下のページよりご覧いただけます
    魚津市・星の杜小学校 3校の思い出土壁


    教職員の皆さん、子供たち、地域の方々、専門家たちの協力を経て木育カリキュラムをつくり
    継続的な実践をすることができました。
    「建築×教育」の持続可能性を子供たちとともに感じられました。

    授賞式には建築家の久保様が授与いたしました。




    日本の文化に親しんでもらい、自然あふれる学校で子供達が元気で、健やかに成長していくことを願っています。
    こういった場が増えていく未来を今度も目指していきたいです。
    建築家 久保様 授賞式の様子等は下記のFacebookよりご覧いただけます。
    https://www.facebook.com/100002377467227/posts/3401386539950561/

  • 2018年11月20日

    魚津市・星の杜小学校 3校の思い出土壁



    魚津市で来年4月に開校する星の杜(もり)小学校に設置する土壁作りが19日、同市の松倉小学校で行われました。
    星の杜小学校に統合される住吉、上中島、松倉の3つの小学校の5、6年生が、
    各校周辺の土を使った地域色豊かな土壁作りに取り組みました。

    統合して閉校した後も、地域への愛着を持ってもらおうと企画されました。
    建築中の星の杜小は木造3階建てです。
    校名の「杜」にちなみ、木だけでなく土を使った壁を作ることで、
    郷土の自然や日本の文化に親しんでもらうという、想いを込めてつけられたようです。

    19日は、弊社の松木親方が講師となり、上中島と松倉小の42人が参加されました。
    土を振るいにかけ、水やわらを混ぜ、土壁の材料作りを行いました。
    木製のパレット(30センチ×7センチ)の裏に校名と学年、名前を書き込んだ後、
    金属のこてを使い、土を厚さ1センチほど塗り込み仕上げました。
    20日は住吉小の5、6年生計75人が同校で、同様の作業を行いました。

    自然あふれる学校で子供達が元気で、健やかに成長していくことを願っています。


    北日本新聞、webunで19日の様子が取り上げられました。

    webn

     

  • 2018年06月13日

    蒼築舎に新しい仲間が増えました!

    蒼築舎に新しい仲間が増えました!!



    20代の女性の職人さんです!
    蒼築舎で左官を学びたい!と来てくださいました^^

    女性が活躍する場が増えていくことは、とてもうれしいです!
    女性だからこそできる繊細な技術や発想は現場でも活かせると思います。

    これから日に日に暑くなりますが、水分補給をしっかりです!



    今日も、松木親方や先輩職人さん達とともに現場に出でいます。
    たくさん吸収して、いっしょに成長していきましょう!

  • 2018年02月01日

    愛知産業大学 常懐荘ラウンジ

    常懐荘は愛知県小牧市の久保山に位置し、大正15年に愛知高等女子工芸学校(現在の愛知産業大学)を
    設立した竹内禅扣氏によって昭和8年に建てられました。
    1階は仏間のある和館と廊下でつながる別棟の洋館、
    2階は書斎としての洋室、書庫と和室があり、昭和初期の特徴的な和洋折衷スタイルで構成されています。

    その常懐荘の復元工事に蒼築舎が携わらせて頂きました。
    2月1日、愛知産業大学の図書館前の一角に、ラウンジとしてオープンし、オープニングセレモニーが行われました。



    お披露目されたラウンジは漆喰の風合いが活かされ、レトロでどこか懐かしさのあふれる空間です。





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